2023.02.20ダイエット
これをしてたら危ない⁈ダイエットに失敗する原因3選!
こんにちは!
ボディメイク特化型パーソナルトレーナーの関口修平です。
「なぜ痩せない?」「何度もダイエットを繰り返してしまう。」という悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
今回はそんなお悩みをお持ちの方に、ボディメイク専門パーソナルトレーナーの立場からダイエットに失敗する原因になっていることの中から特に多い3つをそれらに対しての対処法とともに解説をしていきます。
よくある間違いや失敗の原因を把握し、対策方法を知ることでこれからダイエットを頑張ろうと思っている方の一助になれば幸いです。
なお、今回はダイエット=体重を減らすとして解説していきます。
では、早速1つずつ見ていきましょう。
①現状を把握しないでスタートしてしまう
いざ「ダイエットを始めよう!」と意気込んでいきなり食事を減らしたり、運動を始めたりする方は多いのではないでしょうか?
もちろん、ダイエットをするにあたって食事をコントロールしたり運動をすることは大事です。
しかし、現状を把握せずにダイエットをスタートしてしまうのは右も左も分からないし地図も持っていないのに目的地に向け歩き出すようなものです。
以下でダイエットを開始する前に把握するべき事をご紹介します。
1.体重
当たり前のようですが、現状の体重を知らなければ目標の設定も出来ません。
現在の体重が分かったら体重×1%減/週を目安に目標体重までの期間設定を行います。
2.摂取カロリー
現状で一日にどのくらい食べているかを知らずに感覚で食事量を減らすと思いの外減らし過ぎてしまったり、逆に思ったより減らせていなかったりします。
ダイエットを始める時はいきなりスタートせずに最低2週間出来れば1ヶ月程度、食事を記録し摂取カロリーの平均を出します。
その間の体重が安定しているのであれば-200〜300kcal/日から消費カロリーとの差を作っていきます。
3.食事内容
2の摂取カロリーと似ていますが、ここではより詳細な食事内容を把握することで現状自分が摂りすぎている栄養素と足りていない栄養素が見えてきます。
特に、PFCバランスと呼ばれる総摂取カロリーに対する三大栄養素の比率を見ていきます。
・たんぱく質
体重×1〜2倍グラムを目安に設定します。
・脂質
総摂取カロリーの20〜30%程度に設定します。
・炭水化物
総摂取カロリーから上記をマイナスしたカロリー、もしくは総摂取カロリーの40〜60%程を目安に設定します。
②とりあえずごはん(炭水化物)を抜く
①とも被りますが「ダイエット=ごはんを食べない」と思い込んでいて現状を把握せずにいきなり主食を抜いてしまうパターンですが、してしまっているという方はかなり多いのでは無いでしょうか?
では、なぜこの方法がいけないかというのを以下で解説していきます。
1.摂取カロリーが減りすぎる(or減ってない)
たんぱく質と脂質を増やさないという前提で、とりあえず炭水化物を完全に抜いてしまえばスタート時の摂取カロリーよりは減ります。
しかし、もともと炭水化物の摂取量が多い方の場合いきなり摂取カロリーが減り過ぎてしまいますし、逆にもともとの炭水化物摂取量が少ない方は思っているよりも摂取カロリーを減らせていないという場合もあります。
2.専門知識が必要
とりあえず炭水化物を抜くというのは主食を摂らなければいい(厳密な糖質制限でない)ので気軽に始める方が多いです。
しかし、糖質制限ダイエットは場合によっては専門知識が無いと上手くいかなかったり心身の健康を害してしまうことさえあります。
炭水化物の摂取カロリーが総摂取カロリーの30%を下回る方法は専門家のサポートがない場合は避けた方がいいかと思います。
3.継続するのが難しい
何にでも言えることですが、ある程度の成果を得るためには一定の期間継続するということが必要です。
炭水化物はいろいろな場面で出てきますし、一つの栄養素だけを極端に減らすは意外と難しいものです。
③とにかく運動だけで痩せようとする
①、②は食事面の話でしたが、今回は運動面からの話になります。
一見すると健康的で良さそうなこの方法が何故いけないのかを以下で解説していきます。
1.運動のカロリー消費は意外と少ない
どのような運動方式でどのような強度、量かによっても違いますが筋トレ1時間で200〜300kcal程度、ウォーキング等の有酸素運動1時間でやはり200〜300kcal程でしょう。(筋トレの場合はEPOCと呼ばれる運動後も消費カロリーが高い状態が続きます。)
2.摂取カロリーが増えてしまう
すごくシンプルなことなのですが、運動するとお腹が空くので食べる量が増えてしまうのが普通です。
食事量を変えていないつもりでも無意識のうちに摂取カロリーが増えてしまうことが多いです。
3.継続するのが難しい
②と同じになってしまいますが続けなければ意味がありません。
上記に書いたように運動によるカロリー消費はあまり多くないので、継続的に体重を減少させていくには徐々に運動量を増やしていく必要があり、時間的にも体力的にも負担が大きくなってしまいます。
最後に
今回はダイエットに失敗しやすい3つのパターンを解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
多くの方が陥る失敗パターンを知ることでダイエットを失敗してしまうリスクを下げることが出来ると思います。
簡単にまとめると、まず自分の現状の体重・摂取カロリーを把握し、自分が継続できる範囲でカロリーの収支が消費>摂取になるように食事と運動で調整し、P:F:Cバランスを整えることでダイエットは上手くいくと思います。
このブログがダイエットに悩む一人でも多くの方の参考になれば幸いです。
どうしても1人ではダイエットがうまくいかない方は下記よりご相談ください。
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